移動・移乗の介護実習 介護職員初任者研修【脱サラ夫】
こんばんは。
夫婦で介護ビジネスを始めようとしている天使ママの夫、脱サラ夫のとうやです。
今回は「移動・移乗の介護」の実習をしました。
ただ実習しただけでは覚えるのが難しいので、楽しくリズミカルに覚えることを意識してみました。
1限目は杖を使った歩行介助
歩行補助杖にもいくつか種類がありますが、今回授業で習った杖は4つです。名前を聞いても全くピンと来なかったのが正直な感想です。
- T字杖
- ロフストランド・クラッチ
- 多点杖
- ウォーカーケイン
T字杖は最もポピュラーないわゆる「杖」というのもですね。
ロフストランド・クラッチは杖の上方に前腕支えがついているため、安定性が増します。従って、力の入りにくい片マヒの人などが主に使うことが多いそうです。
多点杖・ウォーカーケインは支持面積が広く手を離しても杖自体が立っているため、立位や歩行時のバランスが悪い場合に用いられるのが一般的です。
授業では最もポピュラーな「T字杖」を使って平地歩行と階段の昇り降りの介助を行いました。
平地歩行の利用者への介助方法
まずは介助内容を説明し、同意を得ます。これは何をするにも基本ですね。
次に介護職は患側後方に位置し患側の腕を支え、一方の手は腰に添えて体を支えます。
さあ出発です!杖を斜め前方に出し次に患側の足を1歩前に、最後に健側の足を1歩前に出して進みます。
はい、杖、患、健、杖、患、健
リピートアフターミー
「杖、患、健!」
これ覚えやすくていいですね。
階段昇降時の利用者への介助方法
これまた同じく介助内容を説明し、同意ですね。
階段を昇るときは利用者の患側後方に位置し、患側の腕を支え、一方の手は腰に添えて体を支えます。
さあ、昇りましょう!
はい、杖、健、患、杖、健、患
リピートアフターミー
「杖、健、患!」
そう、階段を昇るときは平地歩行と足が逆になるんですね。
そして階段を降りるときは平地歩行の時と同じ「杖、患、健」の順番で降ります。
2限目は車いすの介助
車いすを利用する場合は点検を常に行うよう心がけることが大事です。
タイヤの空気圧、ブレーキの効き具合、グリップのゆるみ、キャスタのすり減りなどなどは必ずチェックをしましょう。
車椅子の点検が終わったら、利用者さんに挨拶、説明、同意。
端座位から車椅子へ移乗の介助を行います。今日はここはメインではないので省きますよ。
移乗が完了したらいざ出発!
ここからはドラクエ風に説明していきます。
第一関門 段差超え
車椅子を押していくと目の前に段差が現れた!
介助者は説明をした → 利用者は同意した
介助者は段差に対して車いすを正面に向け、直角に近づき止まった。→利用者は安心している。
介助者はティッピングレバーを強く踏み込んだ →車いすのキャスタが上がった
介助者はそのまま前進し、段差の上段にゆっくりと静かに下ろした →利用者は安心している
介助者は段差に駆動輪をつけ、大腿部でバックサポートを前に押しながら車いすを上段に乗せた
→段差をクリアした!とぅるりりりーん♪
第二関門 坂道
目の前に上り坂が現れた!
介助者は説明をした → 利用者は同意した
介助者は脇を締め、両足を前後に大きく開いた →車いすは安定している
介助者はゆっくり進んだ →上り坂をクリアした!とぅるりりりーん♪
目の前に下り坂が現れた!
介助者は説明をした → 利用者は同意した
介助者は車いすを後ろ向きにした →利用者は恐怖感が無くなった
介助者は脇を締め、両足を前後に大きく開いた →車いすは安定している
介助者はゆっくり後ろ向きに進んだ →坂道をクリアした!とぅるりりりーん♪
第三関門 エレベーター
目の前にエレベーターが現れた!
介助者は説明をした → 利用者は同意した
介助者はまっすぐ進み乗車をした →利用者は安心している
介助者は方向転換をした → 目的の階に到着し前から進んだ
エレベーターをクリアした!
まとめ
少し悪のりしてしまいましたが授業は真剣に受けています。
引き続き、利用者さんの立場を考え実習をしていきます。
ここまでお読みいただき有難うございました。