救急隊の対応の悪さにびっくりした話 【看護師妻】
こんばんは。
今日は看護師妻の天使ママがお届けしたいと思います。
先日、いつものデイサービスで勤務しておりましたところ、救急車を呼ぶ事態となりました。今日はその時の出来事についてお届けしてまいります。
私が勤務するデイサービスはサービス付き高齢者向け住宅、いわゆるサ高住というやつですね。あれが併設されていまして、何人かの利用者さんはそのサ高住からお越しいただいているわけです。
そのうちの一人の利用者さんがお部屋の中で転倒し、そのまま身動きが取れなくなっていたようでデイサービスにお迎えに行ったところ発見されたそうです。
すぐさまご家族を呼んで一緒に病院に行かれたそうです。
デイサービスにはお昼頃お戻りになられ、足の捻挫ということで一件落着。もともとシルバーカーを押しながらかなり不安定に歩く方だったのでしばらくは車椅子が必要かなという感じで、デイサービスにも車椅子でお越しになられました。
来て直ぐに私が検温するとまぁなんと体温が38度後半。血圧もやや高めだし、呼吸も若干浅い。詳しく聞くとクーラーもつけない部屋で転んでからずっと横たわったままでそれが何時なのかは分からないけれど発見した時は汗びっしょりだったんだそうです。
こりゃ脱水だなぁということで、水を飲んでもらおうと一口運んだところで嘔吐。ありゃぁ、こりゃダメかなと思いながらも、一応クーリングなんぞしながらしばらく様子を見て水分摂取をトライしてみてもやっぱりダメ。
ベッドに運んでみたものの、やはり足に全く力は入らず。実は帰って来た時も車から降ろすのはかなり大変だったようでそれは足が痛いからなんだと思っていたそうです。
でもどうやら足だけの問題でもなさそうです。朝からご飯は食べてないし、水もろくに飲めずでかなり脱水が進んでしまったご様子。
よし、救急車を呼ぼう!ということになりました。
スポンサーリンク
数分後、救急車到着。
現れたのはおじさん救命士3人衆。
着くや否や、「病院行ったんでしょー?診てもらったんだよねー?」
まずね、敬語使おうよ。初対面だよ?
車から降ろすのも担ぐようにおろして・・・なんてご家族と施設長が説明すると「え?なんでそんな状態だったのに帰ったの?ちゃんと病院で言ったの?」
もともと歩行器レベルの歩行だったことと足の捻挫で歩けないんだと思ったことを伝えると「あー、そういうことねー。」だって!
「病院で診てもらったとき足しか見てもらわなかったの?熱とか測ってないの?」と言われ、「多分測ってないと思います」とご家族が返答すると「なんでー?」っておい!そんなんこっちが聞きたいわ!
そんでもって、一つ一つの質問の意図が全然読めない。
「病院どうしますー?」
「・・・」どういう意味なのか測りかねていると、「さっき診てもらった病院にしますかー?それとも別のところにしますー?」と追加質問。
いやいやいや、そんな意味の質問に聞こえるわけないだろ!
今の時点で病院どうします?って聞いたらこれ、病院運ぶレベルですかね?って聞かれているように聞こえるわ!
それといちいち語尾を延ばすのやめろ( `ー´)ノ
御家族、施設長、私の3人でなんとか色々説明し、無事運ばれて行かれましたがその後施設長めっちゃ怒ってましたね。
「なんなのあれ?何様なの⁉何あのいい方ー!!」<(`^´)>
ってなってました。お気持ちお察しします。
私は今まで救急隊の人とのかかわりと言えば病院の救急外来でしかほとんどお会いしませんでした。
救急外来に運び込んでくる救急隊の方たちはみなさんいい方たちで私たちの代わりにベッドへの移動を手伝ってくださったり、たまに着替えまで手伝ってくれたりもします。
救急隊の人たちは運んですぐじゃーねーとは帰れません。病院の人に状況を説明し、書類を記載してそこに医師のサインをもらわないと帰れないんです。
時々医師がサインをするどころじゃなかったり、単純に忘れてたりするといつまーでも宿題忘れて立たされている小学生みたいに直立不動で患者さんのそばに立っていたりします。
気の毒に思ってしまうのでいつも先生が早くサインを書いてくれるようにと促したりもします。
親切な方々が多いし、あんなしゃべり方をする人なんていないのであまりにもびっくりしてしまいました。
最近は救急車をタクシー代わりにして呼んじゃう人もいたり、結構救急搬送の対象じゃない無駄な要請も多いので大変なのはわかります。
今回の要請も一回病院に行ったにも関わらず、なんで数時間以内に救急車を要請しなくちゃならないような事態になったんだよ、ちゃんと診てもらったのかよって言いたくなる気持ちも分からなくはないですよ。
でもあまりにも露骨にそれ出し過ぎでしょって感じですよ。
こっちだって好きで呼んでるんじゃないっつーの!足が痛いって言ったら足しか診ない病院だって十分悪いでしょうが!
そして案の定、入院となりましたとさ。
おしまい。
では、また。