ブランディング大作戦!【看護師妻】
こんばんは。
今宵は看護師妻の天使ママがお届けいたします。
絶賛梅雨っぽい天気になっております。
そして大阪では大きな地震が。
関西方面の方々大丈夫でしょうか。既に死者が出ている情報もありますし、心配です。こちらより天気も悪そうですし、とにかく大変だとは思いますが安全第一で焦らず行動してもらえたらと思います。
私たちももしここで大きな地震が起きたら、安否確認をどうしていくかという事を話し合いました。
電話は使えない可能性が高いし、ご家族がいるご利用者様はいいとしても、独居で家族がいないもしくは遠方という人の場合はどうしようとか、その中でも自分で判断して動ける人、動けない人で分けて優先順位を付けて安否確認をしていく必要があるなと考えました。
地震の規模や周りの状況にもよりますが、出来る限りのことをと思っても出来ることはあまりないかもしれません。
さて、先日ご紹介した実行力テキストシリーズの「ブランディングによる人の集め方・活かし方」という本を読了し、色々と勉強したので早速実行に移していこうと思います。
名付けて、「ブランディング大作戦!」です。
介護の世界は国が定めたサービス内容、サービス形態、料金で行われるため、なかなか事業所ごとの特色がつかみにくいところがあります。
加えて、事業所の方も特徴を売り出していくという発想があまりなく、ただやっているだけという感じになりがち。
根底にはそもそも自分たちのサービスが商売だという認識はなく、どこかボランティアのような精神で利益を求めることを忌み嫌っているような感覚さえあるので、自分たちの特徴をアピールして利用者さんをもっと集めようという発想にならないのではないかと思います。
ですがこれからはもっと特徴をアピールしていかないとコンビニと同じくらいたくさんある介護事業所の中で生き残ることは出来ないでしょう。
特に、うちみたいな小さな事業所が一番たくさん潰れていますから明日は我が身です。
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そんなわけで、もっとうちの事業所の特徴をアピールして広報活動に力を入れていこうではないかと考えました。
そしてブランディング大作戦を考えるための作戦会議を開いたのです。
うちの事業所のブランドとなる武器は何だろうか。
看護師がいること・・・?
つーん、確かにわかりやすい特徴ではあるのですが、私がいなくなったら何もなくなっちゃう。
出来れば人でブランディングするのは避けたいところ。
では何か。
本当は認知症に特化してるとか、ターミナルケアに強いとかそういう特徴を作れたらいいんだろうと思いますが、何せ介護を知らない者たちが作った事業所。ただただ丁寧に一生懸命やらせてもらっているという感じで何か専門領域を持つには至っていません。
ではどうするか。
うちの会社エルフィルは「人生に生きがいを」というキャッチコピーで考えた社名です。「生きがい」のある生活を送ってもらうためにお手伝いをする、そしてここで一緒に働く人にも生きがいを持って働いてもらいたい。そういう思いがあります。
なので、その思いをもっとアピールして何かできないかなと。
そこで考え出したのが「生きがいインタビュー」
ご利用者様の中から1人お願いしてあなたの生きがいについてというインタビューをさせてもらう。それをホームページのトピックスでアップしていきたい。
が、しかし!この介護の業界はまだまだアナログな世界。ホームページは読む人は読むけれどパソコン世代ではない利用者さんたちにはあまり届かない。せっかくインタビューをして生きがいについて語ってもらえるなら、それをうちを使ってくれている他の利用者さんたちにも伝えたいなぁと考えました。
同じように介護を必要とする人でも生きがいを持って前向きに生活できているんだなと知ることでまたほかの人を元気づけることが出来るんじゃないかと思うんですよね。
そんなわけで、社内報も一緒に作って他のご利用者様やケアマネさんやヘルパーさん達にもそれを配ってこんな活動していますよというアピールツールに出来たらいいのではと考えました。
利用者さんやそのご家族には介護の困りごとが少し解決できそうなお役立ち情報を載せたり、うちで働いてくれているヘルパーさんを紹介したり、研修はこんな内容でやってますよとかそんなかんじのことを載せられたらうちの事業所を更に知ってもらえたりもするのではないかと思います。
方向性が見えて来たらいろいろポンポンとアイディアが生まれ、ついに記念すべき社内報「さつき通信」の1回目が形になりました。
まだ細かい所修正があるかもですが、大体形になってよかったです。
これを来月利用者さんやケアマネさんにお配りしたいと思います。
第1回目生きがいインタビューに協力して下さったご利用者様は1時間もしゃべってくださいました。1回目からとてもいいインタビューが出来て大満足です!
さぁ、少しずつブランディングをもっともっと確立していきたいと思います。