介護で起業を目指すblog

脱サラ夫と看護師妻が介護で起業を目指してあれこれと悪戦苦闘する日々を綴ります

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実技講習が始まった 介護職員初任者研修【脱サラ夫】

こんばんは。

夫婦で介護ビジネスを始めようとしている天使ママの夫、脱サラ夫のとうやです。

 

さて、介護職員初任者研修取得に向け受講も6回目となりました。

ここからは実技講習がメインとなり、その1回目を振り返ってみようと思います。

 

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最初の実技講習は!

今回は家族の介護をきっかけに介護福祉士の資格を取り、いろいろな施設で介護経験を持つベテラン講師さんです。

そんなベテラン講師さんの授業、実技講習1回目は「ベッドのシーツ交換」!

 

最近はシーツ交換専任の方がいるみたいで介護職員が直接することは少なくなったそうですが、施設によってや夜勤中、専任の方がいない場合は介護職員が行うことがあるため覚えておかなければならない作業の一つです。

(私も病院勤務の時はやってましたよーby天使ママ)

 

シーツ交換の注意点

  • シーツのしわを伸ばす
  • ボディメカニクスを意識する
  • 床に膝をつけない

 

シーツのしわは利用者の寝心地や動きに影響するとともに、局所を圧迫し、血液の流れを悪くして褥瘡(じょくそう)の要因となる危険性があります。

 

ボディメカニクスとは小さな力で大きなものを負担なく動かすためのコツのようなものですね。例えば、利用者さんと自分の体を近づけるとか、てこの原理を利用するとかそういったコツを使って利用者さんの体を動かしたり、自分自身が動くことで楽に作業することが出来ます。ボディメカニクスを意識することで介護職のからだを守ることにも繋がります。

 

床に膝をつけてはいけません。居室の床は、利用者の分泌物やほこりによって汚れている可能性があります。不用意に膝をつくと、介護職員自身が媒体になって他の利用者に感染させてしまう危険性があることを意識することが大事です。

 

利用者がいる場合のシーツ交換

利用者がいないシーツ交換は誰でも出来ます。

 

では、利用者がいながらシーツ交換をする場合はどうでしょうか。いきなり現場で遭遇したらどうしたらよいか戸惑いますよね。今回は利用者がいる場合、1人でシーツ交換をする想定で作業を行いました。

 

 作業内容はこんな感じ

  1. 利用者さんに挨拶、説明、同意を得る
  2. 利用者さんを側臥位(そくがい)にする
  3. 片側の古いシーツをマットレスからはがす
  4. その上から新しいマットを敷く
  5. 利用者さんを反対側に側臥位にする ※利用者さんの具合も確認
  6. 古いシーツを取り除き、新しいシーツを敷く

 

シーツ交換だけでもこれだけの作業があることに驚きΣ(・□・;)

現役の介護職員の方、頭が下がります。 

 

背抜き、尻抜き、かかと抜き!

今まであまり耳にしてこなかった言葉ですが、何となくイメージがつくこの言葉。

最近のベッドはボダン一つで背中部分や脚部分があがったり下がったり出来るんですね。寝たきりの利用者さんを起こす場合これを利用して起こしてあげるのが基本ですね。

ただね、体験してみると分かるんです。

単純に起こされただけだと胸やお腹部分が圧迫されたり着衣やシーツがしわしわになるんです。これを解決するのがそう「背抜き、尻抜き、かかかと抜き」

 

リピートアフターミー !

 背抜き、尻抜き、かかかと抜き!

 

読んで字の如くですが、背抜き尻抜きは体を少し起こしてあげて着衣のしわやシーツのしわを伸ばしてあげるんです。かかと抜きは足のくるぶしを持ち上げてあげて太もも裏から足全体のしわを伸ばすのです。

 

利用者さんの立場になるとこれは非常に大事な作業です。

 

まとめ

介護を経験されている方からすると、まだそんな基本作業!みたいな記事になってしまいました。

実技を受講することにより、もっと介護を知っていこうと思ってます。

 

ここまでお読み頂き有難うございました。

 

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