利用者さんがいない⁉【看護師妻】
こんばんは。
今宵は看護師妻の天使ママがお届けいたします。
今日の東京はなんだかとってもあったかです。
マフラーや手袋なしでも自転車がこげました。
これから2月はもっと寒いでしょう。今から憂鬱です。
さて、今日はちょっとドキッとするような事件が起きました。
利用者さんがいない事件です。
今日の午前中は5分刻み、10分刻みでサービスが詰め込まれていました。
必死に移動し、なんとか5分前に到着。自転車を置く場所から少し離れているしオートロックのお家なのでピンポンを押してから実際にお家の中に入るまでに時間もかかるのでなるべく5分前には1階のエントランスに着くようにしています。
しかし、何度インターホンを鳴らしても応答がありません。
自宅の固定電話にお電話してみてもつながりません。
さて、ここで私が考えた可能性としては３つ。
①サービスを忘れてどこかにお出かけされている
②家の中で倒れている
③音が聞こえない
前回までインターホンでちゃんと応答して下さっていたし、やや難聴は確かにありますが、これだけ何度も電話もインターホンも鳴っていて聞こえないというのはさすがにないだろう。
どこかにお出かけしてしまったというのも認知症などもないですし、几帳面にカレンダー予定を書き込んでいて２週間後の予定のことを心配してうちのサービスの時間変更の相談をしてきてくれていたくらいなので忘れて出かけるというのもあまり考えられない。
となると、②家の中で倒れているという可能性が…！
娘様の携帯にもお電話してみるもつながらず、ケアマネさんにお電話してみてもつながらず。とりあえず、ケアマネさんの携帯には留守電に伝言を残してみました。
どうしよう・・・。
色んなことが頭をよぎります。
管理人さんにお願いして家に入れてもらうか？いや、御家族の許可もなくそんなことできないよね。次の案件も詰まっているし、もし見つからないとかってことになったらどうしたらいいのかな。心筋梗塞の既往歴があるし、またその発作とか起きてたらどうしよう。ご家族遠いしこっちに来るっていっても何時間もかかっちゃうしなぁ。
などなど、そんなことをぐちゃぐちゃと考えていた所に、ケアマネさんからお電話が！
「お家の中にいらっしゃいます。ヘルパーさんを待っていたのに来ないと少しご立腹な様子でした。」
えーーー⁉
ま、まさかの、家に居るのーーー⁉
インターホンが聞こえないのかもしれないからとにかく今玄関のかぎを開けるように指示したとのこと。玄関のかぎを開けてくれてもオートロックだからまずこのエントランスの自動ドアがくぐれないんですけど…。
と思ったその時、住人さんが帰って来て扉が開いた！今がチャンス！
電話をしながらそのままスルーっと入って見事成功！
スポンサーリンク
玄関のインターホンを鳴らしてみてもやっぱり応答がなく、鍵も締まったまま。ドアをノックしたりドアポストから声をかけようやくドアを開けてもらいました。
下から何度もインターホンを鳴らし、電話もしたんですよとお話しするとびっくりしていました。
どうやら、先週インターホンの故障なのか、警報装置の故障なのか、インターホンがずっと鳴りっぱなしになってしまったことがあり、管理人さんが来てインターホンを切ってしまったんだとか。
でも下のオートロックのところのインターホンは繋がっているはずなんだけどとのこと。
結局帰りがけにもう一度下のエントランスからインターホンを鳴らしたところ、音が出ないようになっていたことが判明しました。
兎にも角にも、利用者さんが無事で何よりでした。
もう、ドキドキしてしまいましたよ。
独居世帯はこういうことがあるから油断できませんね。常に、危機管理を行ってもしもの時の対処法を考えておかなくてはなりません。
この人の場合はまずどこに連絡するのか、つながらなかったらどうするのかなどシミュレーションをしておかなくてはいけないなと痛感しました。
では、明日も頑張りまーす。
