介護保険サービスは初めが肝心【看護師妻】
こんばんは。
今宵は看護師妻の天使ママがお届けいたします。
今日は全国的に春先くらいの陽気だったとのことですが、ここ国分寺はそれほど暖かくないような・・・。
天気も全然スッキリ晴れなかったし、あれ?ここって東京・・・ですよね、一応。
都心の方は晴れて確かに暖かかったようですね。
事業所を立ち上げて早三ヶ月。今月で四か月目に突入しました。
本部のサポートの人からは最初は困難事例が多くてそれを耐えるとやりやすい良い案件がもらえるようになると言われていましたが、うちの事業所の場合、最初の方がやりやすい案件で最近の方が困難事例というかバラエティに富んだ感じの案件が増えてきました。
例えば失語症でコミュニケーションをとるのが難しい方とか、精神疾患がありその日その日で気分の浮き沈みが激しい方とか、せん妄症状が出ている方とか、いろんなケースがあります。
でもいくら利用者さん本人にいろんな背景があって対応が難しいとしてもそれは結構どうにかなっちゃいます。それは私が看護師で今までいろんなケースの患者さんに相対してきたということもあるかもしれません。
とうやは色々四苦八苦しています。今まで失語症の人も精神疾患の人もせん妄の人も見たことも話したこともないでしょうから当たり前ですね。
私はそれよりも利用者さんやそのご家族に介護サービスを正しく理解してもらうという方が難しいなぁと感じます。
様々な案件に対応していく中で、特に大切だなと感じるのは最初のサービス導入時の訪問介護のサービスの説明と理解です。
最初の説明が甘いとその後実際のサービスが動き出したときに色々と躓きます。
例えば、介護保険のサービスではサービス提供時間の中に記録を書く時間も含まれていますがそれだって最初に説明をしなければ1時間と決められた時間は全部サービスを行う時間だと考えてしまいます。
介護保険サービスの目的は自立を促すための支援ですが、自分で出来ることでもやってもらえるんならやってほしいとどんどん頼んでくる人もいます。
お掃除だって日常のお掃除程度の事と決められていてもそれ以上を要求されることもあります。
ただ大抵の方は説明すれば納得していただけるのでしっかりとした説明が大事だなと感じます。(時にはそれでもこっそりやってくれとか無茶苦茶言ってくる人もいますが…)
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そして理解度の確認。これも大事なんですよね。最初の契約時の説明って本当にいろんなことをいっぺんに説明するのではいはいって聞いていても頭に残らないことが多々あります。こちらは説明したつもりでも利用者さんやご家族はちゃんと理解できていないかもしれません。
大事なことは繰り返し説明したり、サービスをやりながら正しい理解に導いていかなくてはならないなと思います。お願いされたことを何でもやってあげるのではなく、それは本当にやっていいことなのか、介護保険のルール上ではやって良くても果たして本当にその人に合ったサービスなのか、プランに入っている内容なのかということを自分でもよく考えて対応していかなくてはなりません。
そして、少し対応に注意が必要だったりコツがいるような利用者さんへのサービスもうまくこなせるようになればうちの事業所の信頼度もまた上がるので、なんとか今頂いている案件を大事にやっていきたいなぁと思う今日この頃でありました。