2017年は111件の介護事業者が倒産 【脱サラ夫】
こんばんは。
夫婦で介護ビジネスを始めた天使ママの夫、脱サラ夫のとうやです。
年末年始を走り続けて今日はやっとのお休み。
天気も良かったので久しぶりに浅草なんかにお出かけしちゃいました。
さて話は変わって、介護の需要は年々増加していく一方で介護サービス事業者の倒産件数も増えていっているのはご存知でしょうか。
2016年は108件の事業者が倒産し、2017年は111件と介護保険制度が始まって以来、過去最多となったそうです。
業種別では訪問介護と通所・短期入所がいずれも44件と多い模様です。
需要が増加しているのになぜ事業者は倒産を迎えるのでしょうか。
私たちは昨年10月より新しく訪問介護事業を始めたのですが需要は本当に多いです。
開業前に居宅介護支援事業所と包括支援センターを1順営業しただけですが1週間に1~2件は最低でも新規の相談が入ってきます。
これだけ需要があるのにも関わらず事業が回せない理由としては介護業界全体がかかえている人手不足に原因があると思います。
需要があっても人手不足のため受け皿となれないのです。
では求人募集をかけて人を集めればいいだけじゃん、いやいや、人を採用するためにかかる採用コストもばかになりません。
募集をかけても必ず来るものでもありませんし、全く来なければお金をどぶに捨てているのと同じです。
人件費を上げて何とか人を採用したりすると収益悪化につながりやがて事業が回せなくなるといった悪循環になります。
つまり、人手不足をどうやって工夫して解消していくかを考える必要があるということですね。
また、介護事業の中でも訪問介護は比較的参入障壁が低く未経験でも立ち上げることが出来るのです。私たちもそのうちの1つですが、、、、
参入障壁が低い分、しっかりとした経営基盤を持って取り組めていないと競争が激化している介護業界では生き抜いていくことが難しいのではないのでしょうか。
介護報酬も0.54%の引き上げが決まりましたがサービスによっては給付削減があったりしますので今後は介護保険以外で独自サービスを提供していくことも考えていかなければいけないのではないかと思っています。
せっかく立ち上げた事業所を倒産なんかさせたくないですからね。
他の事業所とは違うことをしていきたいなと考えている今日この頃です。
目の前の仕事をしっかりとやっていきながら。
本日もここまでお読み頂き有難うございました。