介護で起業を目指すblog

脱サラ夫と看護師妻が介護で起業を目指してあれこれと悪戦苦闘する日々を綴ります

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高齢者の転倒は命取り!【看護師妻】

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こんばんは。今宵は看護師妻の天使ママがお届けいたします。

 

あっという間に金曜日になってしまいました。

1日って24時間もあるはずなのに足りないんですが・・・。

次から次にどんどこご依頼を頂けるのは大変ありがたいのですが、まだ開業もしていないうちからスケジュール調整に四苦八苦するほどとは思いませんでした。

お、おそるべし・・・。

各案件に対する準備が追い付きません。

 

そんな中でも時々は別のお仕事もしています。

たとえばデイサービス。

最近思うことは雇われているって気楽だなあってこと。

しかも派遣。事務所の電話に出ることもないですし、来客の対応をすることもない。看護師としてのお仕事だけに専念できるのでなんとまぁ気持ちが楽なんでしょう。

ご利用者様たちもみんないい人たちばかりなので楽しくお仕事させてもらってます。

 

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私がよく働かせてもらうデイサービスにはサ高住というサービス付き高齢者向け住宅という住居が一体になっています。そこに住んでいる方が明け方お部屋のトイレの前で転んでしまったそうです。でもじっとしていれば痛く無いから大丈夫だろうと思い、我慢していたそうです。なんとか歩いて食堂まで来て朝ごはんも食べたそうですが痛みが全然治まらず、やっと職員に助けを求めてくれたのが11時。

転んだのは明け方頃だったそうなのでまぁかれこれ6時間くらいは我慢していたということでしょう。ちょっとでも動くと涙が出るほど痛いと仰られ、明らかに尋常じゃない痛みでした。

でも「忙しい時間なのにごめんなさいね。」とずっと職員を気遣ってくださいます。ほんとに、我慢強い方なんでしょうねぇ。

そして救急車にて搬送され、やっぱり骨折していたようです。

 

骨折は怖いですよ。それまで全然元気だったのに骨折をきっかけに認知症になってしまったり、おどろくほど筋力が低下して歩けなくなる高齢者の方がたくさんいらっしゃいます。

高齢になればなるほど些細なことで骨折してしまいますし、骨折した後の回復が思わしくありません。手術となればそれだけでも体にかかる負担やストレスは大きいです。なので、骨折は未然に防ぎたいですが、防ぎきれないものもあります。

今回のようにお1人暮らしで明け方寝ぼけた状態でトイレに行こうとするというのが一番多い転倒のパターンです。

病院での入院生活の中でもやはり転倒というのはいつも問題となるところですが、100%防ぐことは不可能な問題です。

あとは多少転んでも大丈夫なプロテクターとか高齢者向けのものもあるにはありますが、そんなのあちこちにつけていたら生活しづらくてしょうがないですしね。

 

せめて転ばれないように環境を整えるとか床にはじゅうたんを敷くとかそういった工夫は必要になってくると思います。。

訪問介護でご自宅に伺わせてもらったときにそういったところまで配慮した視点を持ってサービス提供ができるともっといいですね!

現場教育にも力を入れていきたいと思います。

 

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