高齢者に多い疾患 骨粗しょう症 【脱サラ夫】
こんばんは。
夫婦で介護ビジネスを始めた天使ママの夫、脱サラ夫のとうやです。
インフルエンザが猛威を振るってますね。
うちでは利用者様、従業員全て影響を受けておりませんが寒い日が続くと普通に体調を崩す人が増えていきますよね。
サービスのキャンセルも増えてちょっと頭を抱えてしまう毎日です。。。
さて、キャンセルと言えば「圧迫骨折による入院」が原因でサービス自体が停止することが増えております。圧迫骨折の場合、入院しても薬投与をしてとにかく安静にするしかないため場合によっては入院を拒否されるケースもあるみたいです。
ご家族が同居していれば自宅で過ごすこともあると思いますが、一人暮らしの場合は身動きがとれないため入院せざるを得ないのが現状です。
圧迫骨折は概ね2週間から3ヶ月ほどで退院します。そして、退院すると入院前より在宅サービスが必要になることがあるため、入院中に認定調査を再度行い区分変更をかけることが多いです。
入院前は週1回だったサービスが、退院後は毎日となるようなケースもあります。
事業所としては売上的なことを考えるとプラスになることなのですが、入院期間中に他のサービスが入れられなかったり急に増えるサービスに対して時間調整をしなければならないため、頭を抱えることが多いです。。。
圧迫骨折の主な原因として「骨粗しょう症」があげられます。
今日はついでに「骨粗しょう症」について詳しく調べてみました。
骨粗しょう症とは
骨を構成する主成分のカルシウムが加齢や閉経、摂取不足などにより減少し、骨が隙間だらけとなり、骨の強度が低下し、わずかな衝撃でも骨折してしまう疾患または状態を指すものです。
原因としては加齢による骨量(骨密度の値)の減少と、カルシウムの欠乏や運動不足、ホルモンの不均衡などが加わって発症すると考えられております。
また、薬の副作用や疾患の合併症でも発症すると言われております。
女性の場合は閉経すると女性ホルモンが激減し、破骨細胞(骨を破壊する細胞)が活発化するため骨の質・量が悪化をするため、発症率が男性の3倍になっています。
主な症状
腰や背中の痛みと重圧感、疲れやすさを訴えたり、わずかな力が加わるだけでも、簡単に脊椎の圧迫骨折を起こすことにもなります。
円背(えんぱい)と呼ばれる猫背となり身長が縮み、肩関節、手関節、大腿骨頚部の骨折が生じやすくなります。
治療方法は
温罨法(温かい薬や温水でする湿布法)や冷罨法(冷たい水や薬品でする湿布法)、電気刺激などの物理療法、またコルセットなどの装具療法が取り入れられております。
薬物療法として、ホルモン薬やカルシウム剤などが投与されており、薬剤の中には女性専用や注射薬もあるため服用の方法に注意することが大事です。
介護方法は
まずは骨折予防のために、生活環境の整理整頓を心掛けることが重要です。具体的には転倒防止のため手すりを付けたり、つまずかないように物を置かないなどがあげられると思います。
また、運動は骨量の減少を防ぎ、維持・増加にも有効であるため負担にならないよう、注意しながら勧めていくこともよいとされています。
食事は牛乳、乳製品、大豆製品、小魚なのカルシウムが摂取出来るもの、たんぱく質、ビタミンD、ビタミンKを多く含む食べ物の摂取も重要です。
ビタミンDが体内でつくられるように、適度な日光浴をすることもよいとされています。
おわりに
骨粗しょう症は原因がわかっているため予防方法もあります。
若いうちからカルシウム、ビタミンを摂取、運動をすることを心掛けるようにしましょう!
本日もここまでお読み頂き有難うございました。