訪問介護事業所の設備基準【脱サラ夫】
こんばんは。
夫婦で介護ビジネスを始めようとしている天使ママの夫、脱サラ夫のとうやです。
訪問介護事務所に 設備基準があるの知ってますか。
いざ事務所を借りても基準を満たしてなければ開業は出来ないのです!
訪問介護事業所の設備基準とは
法令では以下の通りに定められています。
事業の運営を行うために必要な面積を有する専用の事務室
- 間仕切する等他の事業の用に供するものと明確に区分される場合は、他の事業と同一の事務室であっても差し支えない。
- 区画がされていなくても業務に支障がないときは、指定訪問介護の事業を行うための区分が明確に特定されていれば足りる。
- 事務室又は区画については、利用申込の受付、相談等に対応するのに適切なスペースを確保する。
簡単に言うと、「事務スペース」と「相談スペース」をそれぞれ必ず設けなさいということ。1部屋が広ければパーテーションで区切って用意するのでも大丈夫です。それぞれの部屋が機能を果たすために必要な広さを確保出来ていれば問題ないということです。
指定訪問介護に必要な設備及び備品等
- 特に、手指を洗浄するための設備等感染症予防に必要な設備等に配慮する
- 他の事業所、施設等と同一敷地内にある場合であって、指定訪問介護の事業又は当該他の事務所、施設等の運営に支障がない場合は、当該他の事務所、施設等に備え付けられた設備及び備品等を使用することが出来る。
これも簡単に言うと、感染症予防のための「手洗い設備」の設置をすること。
そして最低限下記の備品は用意しなさいということです。
- 書庫(鍵がかかる書棚等)
- 電話機・FAX機
- 机・椅子・相談テーブルセット
- パソコン・プリンター
- 手洗い用の石鹸・消毒液
事務スペースはどのくらい?
訪問介護事業の人員配置基準として介護保険法では「管理者」「サービス提供責任者」を含む常勤2,5人以上を配置する義務があります。
最低でも机・椅子のセットを3つ配置すること、相談スペースを設けることを考えると2部屋はほしいところですね。
間取りでいうならば2Kまたは2DK以上で探す必要がありそうです。
実際に物件探しに行ってみた
先日地元の不動産に物件探しの相談にいきました。
一先ずマスト条件としてはこんな感じです。
- 事務所借りが出来る
- 2K以上の間取り
- 賃料は出来るだけ安く
従業員を雇用するとなると他条件も必要となりそう。。
事務所の見た目や雰囲気って大事ですよね。自分が正社員として働くのであれば綺麗なオフィスの方がモチベーションもあがりますよ。
それと駅からの距離、毎日の通勤を考えれば駅からの距離は近い方がもちろんうれしい。
駐輪場の広さ、これは訪問介護ならではでしょうか。ある程度の台数は常時置いときたいので。
これらの条件を踏まえ不動産から提示された物件は!
間取り:1LDK
※ 以前は2DKでしたが、DKと1部屋の壁を取っ払ってLDKが15畳という広さ
最寄駅から:徒歩7分
駐輪場:広め
賃料:72,000円(管理費・共益費込)
賃料はもう少し下げたいところだけど、東京かつ周辺の家賃相場、事務所借しOKを考えると割と良い方かと。
↓ 1LDK
↓ 相談スペース
もう少し探すつもりですが、基準が出来たのでよかったです。
天使ママ的この物件のお気に入りポイント
私のお気に入りポイントは何と言っても大家さんがゆるーいご夫婦だって事。
電話線の接続がどこなのか分からなくて大家さんに問い合わせたら1階に住んでいるのですぐに部屋まで夫婦そろってきてくれて、見てくれたけど結果大家さんにお分からないとか(笑)不動産屋さんと私たち二人全員が借りる人だと思ったのか「3人で訪問介護やるの?」って聞いてきたり(笑)
そして営業上手な奥さまは「この本棚いるかしら?いらなかったら下に持って行くから。こっちのじゅうたんは?いらない?」
そんないるかいらないかで聞かれたら答えるしかないじゃないですか。
そして最後に「で、いつから入るのかしら?」ですって。
もう私たち入居すること前提で話進んじゃってるし(笑)
70代後半くらいかなってくらいのご夫婦だったんですが素敵なご夫婦でした。
今は大家さんもみんな高齢化してきていて管理会社に一任しているところがほとんどだそうです。こちらの物件は数少ない大家さんがちゃんと管理している物件だそうで入居の条件も緩いし、駐輪場も何台でも止めたい放題OKってことでした(笑)
素敵なご縁になったらいいなぁ。
おわりに
働く場所のイメージがつくと期待感が半端ないですね。
不安も多いですが期待を膨らませて取り組んでいきます。
開業までまだまだ続く、、、
ここまでお読みいただき有難うございました。