介護で起業を目指すblog

脱サラ夫と看護師妻が介護で起業を目指してあれこれと悪戦苦闘する日々を綴ります

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認知症の初期症状 【脱サラ夫】

こんばんは。

夫婦で介護ビジネスを始めた天使ママの夫、脱サラ夫のとうやです。

 

応募課金の求人サイトから応募が来ました。

面接日は決めたのですが1月中旬、心変わりせず働いて頂けたらいいな。

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本日、わたくし警察から事情聴取を受けました。

訪問介護ではよくあることです。(うそです)

週1回掃除の援助で入らせて頂いているご利用者様がいるのですがどうやら警察を呼んでしまったらしいのです。

ご利用者様は認知症を患っているのですが、朝起きたら現金が盗まれていたと仰られていました。夜中に若者が家に入って鞄の中から現金を盗んだとのことです。

そのため、居ても立っても居られない状態となり警察を呼んでしまったそう。ちょうどサービスに入る10分前くらいにご本人様から連絡を頂きました。

私も電話では状況の確認が難しいと判断してとにかくすぐに伺います、と電話を切ってからすぐにご利用者様のご自宅に直行。

家に着くとちょうど警察の方が出てきたので私から「担当のヘルパーです」と話しかけると警察の方も状況を説明してくれました。

代わりに私の個人情報をたくさん警察の方に聴取されました。生年月日まで!

 

認知症には初期の状態で「物盗られ妄想」という症状があります。

これは被害妄想の一つで大事なものを誰かに盗られたと訴える症状です。認知症の物盗られ妄想は自分が物を無くした自覚がなく記憶障害によって置き忘れた事実を覚えていられないため「ない=盗られた」と判断をしてしまいます。

 

ご利用者様の自宅に入るととても興奮されており、必死に盗まれたと私に訴えかけてきたのです。

いつもの穏やかなご利用者様とは全く違っていたのでまずは落ち着きましょうとゆっくり椅子に腰を掛けてもらいお話を聞くようにいたしました。

最初は現金を盗まれたと強く訴えかけてきたのですがしばらくお話を聞いているうちに落ち着いてきたのかだんだんと違う話にそれていったので、ここぞとばかりにそれた話を盛り上げていくことにしました。

私は一緒に探してみることも考えましたが、無くなった現金が本当にあったかどうかもよくわからない状態で一緒に探すのにリスクを少し考えました。

そして、たまたま持っていったクリスマスカードが手元にあったのでそれをプレゼントすると最初に会った時とは打って変わって満面の笑みを浮かべてくれました。

 

この後、いつも通り一緒に掃除をして部屋を綺麗に出来たので一先ずよかったとほっとしました。

ただし、いつまた症状が現れるかわかりません。

私が疑われる可能性ももちろんあります。

その時は適切な知識と適切な対応がとれるように日々学んでいかないといけないなと思いました。

 

本日もここまでお読み頂き有難うございました。