とある牛丼屋での出来事の話 【看護師妻】
こんばんは。
今宵は看護師妻の天使ママがお届けいたします。
先日とうやと夕食を食べに事務所近くの牛丼屋さんに行きました。
その牛丼屋さんでちょっとした出来事を目撃しました。
今日はそのお話を書いてみます。
それは土曜の夜のこと。カウンター席に陣取ってみましたがお客さんはまばら。4~5人の男性一人客と子連れのお母さんと私たちだけです。
私たちの注文を取りに来た店員のお兄さんはとにかく何を言っているのか早口なのと活舌が悪すぎるのとで全然聞き取れません。
落ち着きなく動き回る感じとまったく目を合わせて話をすることが出来ません。
ちょっとこっちが質問したらそんなに難しいことでもなかったのにすごく焦っていました。
言われたことを言われた通りにしかできない雰囲気がぷんぷんしています。
注文のやり取りだけでしたが、話し方やその所作がそれを物語っていたのです。
注文を終え、ふと周りを見てみると、私たちが座ったカウンターの向かい側にはがっちりしたお兄さんが1人で特盛?メガ盛り?わかりませんがとにかくでっかい牛丼を食べていました。
私たちは「あれすごいねぇ。」「あんなに食べれるんだねぇ」なんて話していました。
やがて私たちの注文したものも届き、食べていると向かいのお兄さんがトイレに立ちました。すると、例の店員のお兄さんがすーっとやってきて、そのお兄さんの食べかけの牛丼を片付けてしまったのです。
その一部始終を見ていたとうやが「あれって食べかけじゃない?」と言ってきて見てみると確かにあと1/3は残っていました。
カウンターには伝票もいてあります。
店員さんは全く気付かず持っていってしまいました。
私たちは食事を終えましたがこの出来事の顛末を見届けないことには気になって夜も眠れません!
と、いうことでお客のお兄さんが戻ってくるのを待つことにしました。
しばらくすると、トイレから出てきたお兄さんは自分の席に戻って固まっています。
さぁどうする⁉どうする⁉
・・・
・・・
まだ食べかけの牛丼をトイレに行っている間に下げられたんですから文句を言ってもばちは当たらないと思うのです。
当然ここはクレームでしょ!ビシーッと言ってやるところでしょ!
しばし固まっていたお兄さん、ゆっくりと伝票を手に取り、レジへ向かいました。
うそー!言わないんかーい!
でもまだ可能性はありますよね。会計の時は否が応でも店員と接するわけですからそこがラストチャンス。
私たちももう食べ終わっているし、帰るだけだったのですかさず後を追ってレジに並びました。
あの場で店員を呼んでクレームしてもいいところを言わずに帰るのか⁉
またはレジで会計のタイミングで言うのか⁉
あなたなら、どうしますか?
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さぁ、特盛だかメガ盛りだかを食べていたお兄さんはどうしたか。
会計をしながらボソッと一言。
お兄さん「トイレ行っている間に食べてる途中だったのに下げられたんですけど」
レジ打ちしているのは紛れもない、その食べかけの牛丼を下げてしまった活舌の悪い店員その人です。
店員「あ、そうですか。すいません。」
えー‼!!そ、それだけ⁉
しかも、お客のお兄さんもそれ以上何も言わずに店を出ていきました。
嘘―!!!文句言わないで帰るのー!?いいの?それでお金払っていいの?
まだ食べるつもりだったけれど食べられなかった牛丼の分もお金払うの納得できるの?私なら、絶対納得できない!!!
あなたなら、どうですか?許せます?
おそらく、アルバイト店員だと思いますが店員教育の問題なのか、採用の問題なのか・・・。
人を雇う側にも立ってみて、少し感じてきたのが誰を採用して誰を採用しないかという判断ってすごい大事だなぁって。人は1人でも多くほしいのですが、かといってなんでもかんでも応募してきてくれた人全員をそのままOKって採用してしまうのは無責任ですよね。
雇う側にも雇った責任があるわけです。
雇う責任を負える人なのかどうかという見極めは非常に重要だなぁって思います。
そして雇ったからには自分たちの目指す会社の社員になってもらえるよう、教育していく事も重要ですよね。
アルバイトであっても結局お客さんと直接相対する店員が最もその店の評価につながるわけですから。
この牛丼屋だってもし、このことを店名とかも出してあのお客のお兄さんがSNSとかで文句書いたら評判はがた落ちになるはずです。
それはあの店員の教育が出来ていなかったもしくは、教育しても一定基準の接客が出来ない店員を雇ってしまったお店の責任です。
今はたった1つの出来事から簡単に評判をどん底まで落とすことが出来てしまう怖い世の中だというのに・・・。
介護なんてもっとですよね。直接利用者さんに何かを施すことで対価をもらう商売なんですから。介護を商売と捉えるのはどうなのかって見方もあると思うんですが、利益を追うということではなくて、利用者さんに何かをしてお金をもらっているということでいけばこれも立派な商売だと私は思っています。
その対価に見合うだけのサービスは提供しなければならないし、提供できるスタッフを育成していくことが重要ですね。
明日は我が身と肝に銘じる出来事でした。
さてでは明日からいよいよ本部研修です。しっかり学んでいきたいと思います。