介護で起業を目指すblog

脱サラ夫と看護師妻が介護で起業を目指してあれこれと悪戦苦闘する日々を綴ります

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就業規則から考える大手と中小企業の違い【看護師妻】

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こんばんは。

今宵も看護師妻の天使ママがお届けいたします。

昨日は予約投稿の時間を間違えて1時間早く設定してしまいました。

自分の「天使ママのお部屋」の更新時間と混同してしまいましたが、今日は大丈夫!

 

事務所が完成して以来、毎日事務所に通ってお仕事をしております。

開業前の事務所でもやることはたくさんあります。

 

たとえば、就業規則の確認。

会社で働くうえで、従業員の立場だと困った時とか忌引きで休みたいとかそういう時くらいしか見ないであろう就業規則

でも従業員さんとのトラブルを防ぐためにも最初にルール決めしておくことって大事です。

私たちの会社では就業規則を社労士さんに作成していただきました。

まだ夫婦二人しかいない会社なのに今から就業規則をしっかり作りこんでいるのにはもう一つ、理由があるんです。

 

介護の仕事には「処遇改善金」というのがあるのをご存知でしょうか。

介護の仕事は賃金が安い!この問題を是正するために国から助成金があるんです。この助成金を従業員の給料に上乗せすることで少しでも賃金を多くしてあげてください!というものが「処遇改善金」です。

少しでも従業員さんの処遇を良くしてあげるためにはかなり重要ですね。

 

この助成金をもらうためには就業規則を作っている会社でなくてはなりません。

そのため、今現在従業員二人の寂しい会社ではありますが、就業規則というものを作成していただきました。

 

基本は労働基準法とかの法律に則ってルール決めがされていてその他本部の就業規則と同等に作成してもらいました。作成自体は依頼して作ってもらったとしても、雇い主としてこの規則はきちんと把握しておく必要があります。

2人で読み合わせをしながらこれはこういうことかな、と共通認識を持ち、不明点は社労士さんに確認します。

言い回しが難しいので理解には一苦労。でも社長が理解してないんじゃ話にならないのでしっかり読み込みました。

 

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以前自分が勤めていた病院の就業規則と比べるといかに自分が今まで恵まれていたかが分かりました。

大きな病院でしたし、元国立の病院でしたので福利厚生はかなり手厚い。たとえば産休育休中の給料の有無とか。「産休中は無給とする」となっていてびっくり。私が働いていた病院ではたしか2/3くらいは支払われていました。以前母にも産休中もお給料は出ると言ったら恵まれてるねと言われましたが、そうかなるほどこういうことか、と納得。中小企業というのはこういうものなのかぁと改めて実感しました。

 

大きな会社で働くって自分の意見がなかなか通らないとか、忙しいとか、人が多すぎて人間関係に悩むとかいろいろあると思うんですが、いざ何かがあったときやっぱり守られてる感は半端ないですね。

まさか自分が入院したり病気休暇をとるようなことになるとは思ってもみませんでしたが、病気休暇中でもお給料の一部は支払われていてほんとに助かりました。

 

小さな会社は自分の意見で会社を動かすことが出来たり、少ない人数でやる分、人間関係は密に保てたりしてやりがいはもてるかもしれません。でも、いざってときの手当は大手にはかないませんね。

 

どちらにもメリットデメリットがあるんですが、いざ自分がその中にいるとそういうメリットを実感できず、デメリットばかりが気になってしまいがちではないでしょうか。

私もそうでした。大きなところで働くのはもうたくさんだと思っていましたが、大きなところには大きなところなりの良い所っていうのがちゃんとたくさんあったんだなぁと今は分かります。

私が仕事を辞めようとすると母がいつも反対していましたが、その意味がようやく分かった気がします。

 

自分の職場がすごく悪い所に思えて転職を考えているとしたら、一旦客観的に見た方がいいかもしれません。自分の職場のメリットとデメリットってなんだろうって。この職場で働き続けるメリット、デメリット、転職をすることで被るであろうメリット、デメリット。双方を天秤にかけてよく吟味した方がいいと思います。

 

私たちがこれから作る会社は出来る限り、従業員の人が働きやすい環境を作っていきたいと思ってはいるのですが、まだ一円も稼げていない今の現状では夢物語でしかありません。

従業員さんを確保できないと事業を始めようにも始められませんが、今はできる準備を着々と進めるしかありません。

 

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