介護で起業を目指すblog

脱サラ夫と看護師妻が介護で起業を目指してあれこれと悪戦苦闘する日々を綴ります

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介護過程Ⅲの講義が終了した 【脱サラ夫】

こんばんは。

夫婦で介護ビジネスを始めた天使ママの夫、脱サラ夫のとうやです。

 

実務者研修における介護過程Ⅲの講義(全6回)が昨日で終了いたしました。

残り2回通学して医療的ケアの講義を受ければ実務者研修修了となります。

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実務者研修の講義は「介護過程Ⅲ」と「医療的ケア」を全8回の通学により習得させるプログラムになっています。

初任者研修では主に介護過程Ⅰ、介護の基本、コミュニケーション技術、生活支援技術といった基本動作を学ぶことが多く、実務者研修は事例をもとにアセスメント、計画の立案、実施/評価をして介護過程を疑似体験して学ぶことが主となります。

 

介護におけるアセスメントとは、利用者の課題分析をする為に、何を求めているのかを正しく知るために行われる評価・査定のことです。心身の状況や日常生活の状況、豊かさ、環境、その他個人因子から生活を維持・向上させていく上で生ずるニーズを把握し、課題分析を行います。

 

そしてアセスメントで明らかになった利用者にとっての課題を優先順位に即して介護計画書を作成します。課題ごとに目標を設定し、目標を達成するための具体的な援助内容・方法を頻度も含めて選定します。

 

介護計画書が出来たら今度は個別援助計画書を作成し、実際に行う援助内容の手順書を作成し実行します。

 

実際に演習を行って思ったのは、この演習は訪問介護事業所では日常的にサービス提供責任者が行っている仕事と重なります。実務者研修の講義ではこの一連の流れをすべて行い、実際に演習をしていくことをするため、実務者研修を修了すると訪問介護事業所ではサービス提供責任者を務めてもよいとなっているのですね。

 

但し実務者研修を取得したからと言ってサービス提供責任者が務まるかと言われればそれだけではない気はします。サービス提供責任者が行う業務にはケアマネさんへの営業もあるしヘルパーさんのマネジメント、利用者さんのモニタリングと介護過程の流れだけをしているのではないからです。

 

現場ではいろいろなことが起こります。サービス提供責任者は経験と正しい知識を持って都度判断が求められるケースがあるためそれを担える人格を備えて望むことが必要そうです。裏を返せばそれだけやりがいもある仕事ということですね。

 

早く天使ママに追いつきたいと思います。

本日もここまでお読み頂き有難うございました。