介護で起業を目指すblog

脱サラ夫と看護師妻が介護で起業を目指してあれこれと悪戦苦闘する日々を綴ります

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介護職は時に女優となる 【脱サラ夫】

こんばんは。

夫婦で介護ビジネスを始めようとしている天使ママの夫、脱サラ夫のとうやです。

 

本部研修3日間は実地研修がメインです。

本部直営事業所は管理者・サ責が全員女性職員の職場でした。

 

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援助が必要なのは朝一が多い

訪問介護の援助はご利用者様宅に伺い排泄・食事・入浴の介助を主体とする身体介護と買い物・掃除・洗濯といった生活の援助を主体とする生活援助に分かれます。

これを同時に行うこともあり、身体1生活1など時間の長さによって数字が違うんですが、排泄介助をして掃除・洗濯を一緒にしたりするなどのサービスとなります。

 

ではこれらの援助が必要となるのはいつなのでしょうか。

そう、人は朝起きて夜寝るのが一般的です。朝起きて行うこと、顔を洗い歯を磨き朝食を食べ排泄する。五体満足であれば当たり前に出来ていることが介護が必要な方はこれらの動作に援助が必要となるのです。

この朝の一連の動作を「起床介助」と呼んでいますが、ご家族がいれば問題ありませんが1人暮らしをされている場合は起床介助が必要になります。

デイサービスを利用されている方の場合はデイサービスのお迎えが来るまでにこの起床介助をだいたい30分で行わなければならないため時間との戦いでもあります。

 

介護職は時に演じることもある

訪問介護は自立度が比較的高い要支援1~2から自立度が低い要介護1~5の7段階の方々を援助いたいます。人によって介護の提供の仕方も違いますがその人の人生の一部に携わるということはしばし演じることも必要となります。

 

たとえば、こんなこともあるそうです。

元々とてもお金持ちでおそらく、お手伝いさんとかそういう方も雇っていたんだと思われるご利用者様。どうしてもヘルパーのことをそういったお手伝いさんや召使いだと思ってなんでも思うようにいかないとすぐに怒りだしてしまうとか。

認知症もあるんですが、しっかりしているときもあり、嫌みを言われることもあるそうです。

でも、そういったときでもぐっとこらえ「私は女優なんだ」と自分に言い聞かせて援助を続けるそうです。時には、御家族からプレゼントされた自分のお気に入りのものをバカにされたこともあるそうです。その時はさすがにすこしカチンときたと笑って話されていましたが、ほんとに忍耐が必要な仕事だなと感じました。

 

 

どんな利用者様であっても、援助を行わせて頂けなければ生活することは出来ません。援助をさせて頂くためにはヘルパーはご利用者様が納得頂けるヘルパーを演じることも必要なのだそうです。

 

でもあまりにひどいと登録ヘルパーさんたちはギブアップしてしまったりもするそうです。そりゃそうですよね。

最初はそういうどこの事業所も断るような案件が舞い込んでくるようなので少し覚悟をしておかなくてはいけないかもしれません。

 私たちは研修生として伺っているため今回は見ているだけでしたがヘルパーさんの演技力にもとても感銘を受けました。

 

おわりに

研修で何件か同行させて頂きましたが本当にいろいろな方がいました。

そこには目に見えないご利用者様とヘルパーさんの信頼関係が出来ていました。

私たちも早くそこに行きつき、ご利用者様と信頼関係が築けるヘルパーさん達を増やしていきたいと思いました。

 

ここまでお読み頂き有難うございました。

 

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