もしもお餅がのどに詰まったら【看護師妻】
こんばんは。
今宵は看護師妻の天使ママがお届けいたします。
お正月の三が日はいかがお過ごしでしょうか。
私たちは案件は多少あるものの、やはり通常よりずっと少ない数なのでゆるーくお仕事しながらあとはのんびりと過ごしました。
そして今日はとても風が強い!
自転車が横から煽られて倒れそうなくらいでした。
そこかしこでお正月のお飾りが飛んでしまっているくらいでしたよ。
お正月と言えばお餅。お雑煮ですよね。
私はお餅が嫌いなのでお雑煮も餅抜きで食べます。
ですが一般的にはみんなお正月にはお雑煮を食べたいものですよねぇ。
そして毎年あるのが高齢者のお餅をのどに詰まらせた事件ですよ。
今年も消防庁の発表によると1月1日夜までに餅をのどに詰まらせて搬送された人は15人。そのうち2人は命を落とされたそうです。
55歳から90歳までの男女だそうです。まさか55歳で餅をのどに詰まらせて救急車で搬送されるとは思わなかったかもしれませんが、90歳はやっぱり食べること自体が危険だと思います。飲み込む力も加齢とともに弱くなるので詰まらせやすくなります。でもやっぱり食べたいというのが日本人の心情なんでしょうねぇ。
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病院で働いていた時、餅をのどに詰まらせて搬送されてきた人でその後命は助かったものの、意識は戻らずずーっと人工呼吸器を装着されている人とか看てきました。まさか、自分がこうなるとは夢にも思わず、お正月を堪能していたんでしょうね。
自分で食べる元気があるんだからお正月はお餅を食べたいという気持ちは分かりますし、考え方次第だとは思いますが、お正月のお餅は危険だという認識は持っておいてもらいたいです。
ちなみに、お餅をのどに詰まらせて搬送される人の9割が65歳以上の高齢者です。
自分は大丈夫と過信せず、お餅は小さく切ったり、ゆっくり食べるよう心がけたり慎重に食べるようにしましょう。
もし万が一、詰まってしまったらすみやかに救急車を呼ぶとともに、背中の肩甲骨と肩甲骨の間を強めに叩く背部叩打法や後ろから抱きかかえるようにしてお腹のみぞおちの当たりに握りこぶしを作って突き上げるようにして圧迫するハイムリック法を試みてみましょう。
楽しいお正月をお過ごしくださいね。