認知症のある利用者さんの食事介助 介護職員初任者研修【脱サラ夫】
こんばんは。
夫婦で介護ビジネスを始めようとしている天使ママの夫、脱サラ夫のとうやです。
学校の授業はグループワークが中心になってきました。
授業の最後は必ず事例が出されグループで手順書を作成し発表で終わります。
事例:認知症のある利用者さんの食事介助
佐藤梅子さん 85歳 認知症あり
食事が目の前に準備されています。認知症のため、食事をとることを忘れてしまいました。時折り食事中、食事で遊びだすこともあります。
食事介助をしてください。
※事例では必ず佐藤梅子さんが登場します。
役割と手順書の作成
初めに3人または4人1組のグループとなり、梅子さん役、介護職員、発表者、手順書の書記を決めます。
役割が決まりましたら今度は全員で手順書を作成していきます。ちなみに今のクラスは13人いるため4グループに分かれて作業をします。
グループ発表(ロープレ)
基本的な流れとして、発表者がそれぞれの役割担当を紹介します。次に介助に必要な準備物を説明、流れを説明した後に梅子さん役と介護職員役がロープレを行い流れ一つ一つに対しての留意点を説明していきます。
今のクラスはロープレ上手!
ロープレで大事なことは介助方法を考えることもさることながら、梅子さん役を演じきることです。認知症、食事で遊んでしまうをどう演じるか、これを演じれなければそもそもロープレにならないのです!
生徒の中で既に介護職として働いている方もいますがほとんどが未経験者です。もちろん僕も未経験です。そして認知症の方が実際にはどういう行動をとるのか、現場を経験したことがないので想像するしかありません。そして短い時間の準備で皆の前で発表をしなければならないということは羞恥心をもたないはずもありません。
最初のグループが発表しました。
驚くほどのクオリティの高さ、見事に梅子さんの行動パターンを想像し演じきったのです。するとどうでしょう。残り3グループもそれに引きずられて見事な発表が出来たのです。
正解は実際にはわからない
グループがいくつかあると介助方法もそれぞれあります。
あるグループは梅子さんと一緒に食事をとることにしました。おかずを混ぜ混ぜし始めた梅子さんには「美味しそうに出来たね」と声掛けをして食べて頂くようにしてました。
あるグループは食事で遊ばないようにおにぎりやおかずも小分けにして提供をしてました。丼もので提供するという話もありました。
実際の現場ではどういう介助をされるのでしょうか。
意見をお持ちの方はぜひコメントください。
おわりに
今一緒に授業を受けている方々は本当に介護職に向いていると思います。
僕もしっかり知識を身につけてこれからの介護に役立てていきたいです。
ここまでお読み頂き有難うございました。