利用者さんに必要なサービスを提供するために【看護師妻】
こんばんは。
今宵は看護師妻の天使ママがお届けいたします。
さて、今日も元気にサービス提供に行ってきました。
合間に鍼灸院も行って治療もしてもらってきました。
鍼灸院ではストレスの兆候がかなり強いと言われました。当初の目的は不妊治療だったのですが、今はそれよりストレスに対する治療がメインになりつつあります。
今日は特にひどかったようです。腰痛もストレスからなることもあるんだそう。
起業するってやっぱり大変ですね。いろんなことが思ったようには運ばないし、自分の努力だけではどうにもならないこともたくさんあるのでもどかしさが募る一方です。
午後から行ってきたところではご利用者様がかなり体調を崩されていました。すでに病院にも受診して入院するほどではないとのことでしたが、それにしても辛そうです。
でも今回初回ということもあり、まだそんなに関係性も築けていないし、ヘルパーの利用も初めての方だったので遠慮の方が大きいようでした。
「せっかく来ていただいているのにこんな状態で申し訳ありません。」
なんて言ってくださって、恐縮されてしまいます。
こういう時のためのヘルパーですからとお伝えしますがなかなかすっとは切り替えできませんよね。ヘルパーはお客ではないのですが、やっぱり最初はお客様扱いになってしまいます。
買い物代行も希望時は出来るようプランには組み込んでありましたが、「大丈夫です。食欲もあまりありませんし。」の一点張り。でもどう見たって具合悪くて歩いてほんの数分のスーパーだって行けそうにはありませんし、食べずにいたら益々具合が悪くなります。
今日はお風呂とトイレの掃除がメインで介入していたのでお風呂を掃除しながら私は考えました。どうアプローチしたら買い物などを本人が私に頼みやすくなるだろうか。
その方は1人暮らしで家族の手助けはあまりありません。このチャンスを逃したら私が次来るのは1週間後です。そもそもこんな元気のない状態でお風呂なんて入れないのにお風呂の掃除を今日する意味があるのだろうか。
なんとももどかしい気持ちです。
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これじゃない。今この方に必要なサービスはお風呂掃除なんかじゃないはず。
ご自身でお風呂掃除をしていたとき、台所のレンジ回り用の洗剤を使って洗っていたそうでお風呂掃除用の洗剤はお家にありませんでした。まぁ仕方ないかと思い、それを使って洗っていましたが、そこで私は思いつきました。
よし、これだ。お風呂掃除用の洗剤が必要なので買いましょう。そしてついでに何か食べたいものを買ってきますよ作戦で行こう!
そしてそのように提案すると「そうですか、それならゼリーが食べたいです。」と仰って下さったので、さらに「おにぎりとかはどうですか?」なんて更に提案してみて「あぁそうですね、おにぎりなら食べられそうです。」と仰っていただけたのでお風呂掃除の洗剤と共にゼリーやおにぎりを買ってきました。
買ってきただけで食べてもらえるかは分かりませんが、手元にあれば少しは食べようという意識も持てるはずです。
早くよくなればいいのですが・・・。
こうやってコミュニケーションの取り方ひとつでうまくご利用者様に必要なことを提供できるといいですよね。
今日は上手くいって良かった。
明日は結構過密スケジュールなので頑張りたいと思います。