介護で起業を目指すblog

脱サラ夫と看護師妻が介護で起業を目指してあれこれと悪戦苦闘する日々を綴ります

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人生の終わり方を考える 【脱サラ夫】

こんばんは。

夫婦で介護ビジネスを始めた天使ママの夫、脱サラ夫のとうやです。

 

先日に桜が満開になり、ようやく春の季節になったと思ったら春を通り越して夏になったのではないかと疑わせるような暑さですね。

利用者様の自宅ではなるべく汗をかかないように薄着で向かうように心がけています。

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ちょっと重たいタイトルとなりました。

人生の生き方は常日頃に考えていますが、人生の終わり方を意識したことはほとんどありません。

最近では「終活」という言葉を聞くようになりましたが、平成21年に週刊朝日で連載された現代終活事情により広く知られるようになったそうです。

終活と聞くと自分が亡くなったときに葬儀はこうしてお墓はここに立ててなど死んだ後の準備をすることを想像しますが、最近では医療や介護についての要望だったり遺言、相続の準備などをすることが含まれるようになったみたいです。

 

今日、とある利用者様のケアに入らせて頂いたときのことです。

その方は週に2回ほど生活援助で入らせて頂いているのですが、医師から余命宣告を受けていると仰っており2018年は越すことが出来ないだろうとご自分で常に話しています。

病気も治ることないし、今後寝たきりになってしまうくらいなら安楽死を選択したいと考えているそうです。

しかし、スイスやオランダと違い現代の日本の法律では安楽死は認められていません。

自ら死を選択することが出来ない以上、与えられた余命を生きる選択肢しか残されていないのです。

 

これからの日本はかつてないほどの超高齢化社会を迎えていきます。

2025年には団塊の世代と呼ばれる方々が75歳を超えて後期高齢者となり日本国民の3人に1人が65歳以上になります。介護職の人手も38万人不足すると言われている時代がやってきます。

医療や介護で社会保障費も膨らみ、それを支える人口が減少していく中では、人生の終わり方を考えていくことがもしかしたら必然となっていくかもしれませんね。

それにより自らの命を自らで絶つことを選択する時代になっていくのかもしれない。

 

そのようになった時、私たち介護職員はその方の人生の終わりに向けた支援をしていくことになるのでしょうか。

自立支援に重きを置く現代の介護も変わっていくのかもしれませんね。

 

人生の終わり方を考える、皆さんはどうでしょうか。

本日もここまでお読み頂き有難うございました。