レスパイトケアの重要性 【脱サラ夫】

こんばんは。

夫婦で介護ビジネスを始めた天使ママの夫、脱サラ夫のとうやです。

「レスパイトケア」という言葉をご存知でしょうか。

レスパイトとは「休息」「息抜き」「小休止」の意味で、在宅介護の利用者が福祉サービスを利用している間、介護をしている家族などが一時的に介護から解放され、休息を取れるようにする支援のことを言います。

介護に携わる前は、「レスパイトケア」という言葉すら聞いたことがない、いや、聞いたことがあっても気に留めることもなかったことだと思います。

訪問介護を始めるようになり、利用者様だけでなくご家族とも会話をする機会が多くあります。ほとんどの方がご利用者様本人のことをとても大事に思い、中には介護中心の生活になっている方がたくさんいらっしゃいます。

しかし一緒に住んでいたご家族がある日突然介護が必要となり、今まで普通に行えていた生活が出来なくなることになったらどうでしょうか。

大好きな家族の為、一緒に頑張っていこうと思うのは当然ですが、一方で精神的に大きくショックを受け肉体的にも疲労が蓄積されていくことになるのは必至ですよね。

訪問介護という仕事はご自宅にお伺いしてご利用者様がその人らしい生活を送れるように支援していくことでありますが、その方のご家族のケアも同時にしていく必要もあると思っています。

私たちが訪問してケアをさせて頂いている間は体を休んで頂いたり、外出して頂いて短いですが休息の時間をとって頂く。また、悩みや介護相談などのお話を傾聴することで少しでも精神的に楽になって頂くことが大事かと思います。

ご家族の気持ちで多くはこの休息を取ることや今まで普通に行ってきた生活をすることをご利用者様に対して罪悪感を感じてしまっているのがほとんどです。

私たちのような福祉サービスを利用して休息を取り、少しでも介護から離れることは悪いことではないということを感じて頂きたいと思っています。

今回、とあるご利用者様の担当者会議に行ったときに24時間体制の介護、休むことに罪悪感を感じてしまっているご家族と出会ったので記事を書いてみました。

私たちはこういったご家族のことも一緒にケアさせて頂ける知識やスキルを身に着けていかなければならないと感じました。

介護を必要とする方の家族も一緒に支えさせて頂けるような、

スタッフ全員がしっかりと知識、スキルを身に着けてサービスを提供できるような事業所を作っていきたいと思います。

本日もここまでお読み頂き有難うございました。