介護で起業を目指すblog

脱サラ夫と看護師妻が介護で起業を目指してあれこれと悪戦苦闘する日々を綴ります

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面接をしていて思うことがあった 【脱サラ夫】

こんばんは。

夫婦で介護ビジネスを始めようとしている天使ママの夫、脱サラ夫のとうやです。

 

9月は人が動く時期でもあるのでしょうか。

おかげさまで求人の応募もきており面接の機会がだいぶ増えました。

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応募が増えると色々な考えを持った方に会える

応募の動機は人それぞれ色々な意見、考えがあると思います。例えばある方は場所が近くて通いやすかったから、またある方はちょうど職を探しているタイミングで応募を見つけたから、中には会社の理念に共感してくれたなどうれしい意見もあります。

 

弊社の求人は電話で問合せまたはWebサイトからポチっと押すだけで応募が出来るようになってます。僕は出来るだけ全ての方に会ってお話をしたいので電話では極力面接の日取りを設定するだけにしております。もちろん質問されれば答えますが質問が無ければ面接時に話をしようと思っています。

 

電話で話をしただけではその人を理解することは出来ないですし僕たちの思いを伝えることもとても難しいです。

お会いして話すことにより表情や所作からもその人の思いや考え方を理解することができ仕事をお願い出来る方なのかが判断出来ます。僕たちの思いや考え方も直接伝えられると思っています。

 

先日面接した方について

先日夜遅くに事務所の電話が鳴りました。求人の掲載も終わっていたのでセールスか間違い電話と思って出たら求人広告を見ての応募の電話でした。

それも男性からの入電で登録ヘルパーの希望ということでした。男性から登録ヘルパーへの応募はとても珍しいです。事業所としても可能であれば働いて頂きたいということもあり少し慎重に対応しようと思って話をすすめました。どうやら既に仕事をしており掛け持ちで働きたいとのこと。面接に関しては夜遅くだったら来社出来るとのことだったので希望する時間帯で面接を設定いたしました。

 

面接当日

土曜日20時30分、ちなみに就業時間は9時~18時です。うちの事務所はインターホンがありません。そのためドアの外に「面接会場はこちら ノックをしてください」と張り紙をしております。

彼はノックと同時に扉を開け突然事務所の中に入ってきました。

まあインターホンが無いし事務所ということもあるので百歩譲って勝手に入ってきたことは気にしなかったことにして面接の準備をしようではないか。気を取り直して、、、どうぞこちらの相談室でお待ちくださいと言って相談室に誘導しました。仕事帰りだったのか、なぜか疲れている様子だった彼の足元を見ると靴下は履いておらず裸足でした。

 

そして彼が入った相談室から聞こえきました、大きなため息や何か落ち着きがない感じの物音が。

 

・・・

 

準備も整ったので天使ママと一緒に面接を始めました。まずは履歴書を見せてもらうのですが雑な字でご自身の履歴が書いてありました。上手い下手は気にしてません、なぜなら僕も字は上手い方ではありませんから。ただ下手なりにでも気持ちを込めて書いているものって字を見ただけでわかるんですよね。逆もですが、上手でも適当に書いているだろっていうのも。

 

彼の字は決して上手ではなく5分で書いたんだろうと思わせるような書き方でした。

彼の住んでいる場所は事務所から約1時間ほど離れたところでした。僕らはなぜうちを選んで応募したのかに興味があったので一つ目の質問といたしました。

彼は全く考えるそぶりも見せることなく「友達がうちの事務所の近くに住んでおりたまに通っているからです」とのこと。ふーん、なるほど。

 

では次の質問、どのくらい働けるのか。

彼は答えました。希望勤務時間は平日2日間で且、17時以降に案件があればとのこと。

私たちの仕事は利用者様のご自宅に伺い介護サービスを提供すること、市内を範囲としているため基本的には自転車で向かってもらいますがと説明をすると今度は「電車なので駅の近くで案件があれば」とのこと。

 

この人は何のために面接を受けに来たのだろうと考えました。天使ママは最初から空気を察し終始無言でした。

そもそも彼は登録ヘルパーを希望してきているのに登録ヘルパーの働き方を理解しているのだろうか、こんな考え方でなぜ面接を受けにきたのだろうか。面接はここで終わりにして履歴書も全て持ち帰って頂きました。

 

そもそもですが

介護の資格をもっている方にこんな考え方をする人がいるとは驚きました。そもそも社会人としてどうなのって。まず営業時間外に面接を設定したことに対して一言あって当然ではないの、面接にどうして裸足でくるの、ご利用者様のご自宅にも裸足で行く?私たちよりも人生の先輩が応募の動機に友達の家に近いから?駅近で案件があれば?ご利用者様はモノじゃなんだよ!!

あんたになんか任せられる仕事なんか無い!!!!

 

あーー、すっきりした。

 

就活するときって会社のことや仕事内容なんかを予め調べておく、これって普通じゃないんですかね。

これまで面接してきた方がしっかりとした接遇をしていたので当たり前に思ってしまいましたが今回のような方もやっぱりいるんですね。

 

介護業界は人手不足です。私たちも当然喉から手が出るほど人がほしいです。

けれど媚びることはしたくないです。同じ思いを持って働いてくれる方とだけ一緒に働いていきたいと思ってます。

 

本日は少し愚痴っぽくなってしまいました。

気分を害されてしまったらすみません。

ここまでお読み頂き有難うございました。