訪問介護サービスが提供されるまでの流れ 【脱サラ夫】
こんばんは。
夫婦で介護ビジネスを始めようとしている天使ママの夫、脱サラ夫のとうやです。
昨日は外回りを一先ず休憩し全員で仕事の流れをおさらいしました。
訪問介護サービスを提供するまでの流れをまとめてみました。
兎にも角にも営業
新規の訪問介護事業所がご利用者様に介護サービスを提供するためにはどうしたらよいのでしょうか。簡単です、存在を知って頂くことです。では多く存在している訪問介護事業所の中から私たちを選んで頂くためには?
ご利用者様のケアプランを作成しているのが居宅介護支援事業所にいるケアマネージャーという方になります。私たちはケアマネージャーに事業所の存在を知って頂き他事業所との違いを説明したりして訪問介護のご依頼を頂けるように営業をかけます。
多くのケアマネージャーに存在を知って頂ければそれだけご依頼を頂ける確率が上がるため毎日汗水たらして営業をするのです。
ケアマネージャーから依頼を頂く
いくつか営業するとケアマネージャーから電話もしくはFAXで訪問介護のご依頼が入ります。介護の内容、お住まいの地域、いつから援助が必要かなどある程度内容を確認してヘルパーが入れるかスケジュールの確認をいたします。
この時もちろん他事業所にも連絡している可能性があるため早めの回答をした方がよいです。
ヘルパーのスケジュールが確認出来たらケアマネージャーに受け入れ可能の連絡をいれます。
サービス担当者会議を開く
受け入れ準備が整ったらご利用者様宅でサービス担当者会議を開きます。ご利用者様が訪問介護のみを利用する場合はご利用者様とそのご家族、ケアマネージャー、サービス提供責任者が集まり援助内容の確認を行います。
このサービス担当者会議でご利用者様とそのご家族には初めてお会いすることになります。そのため援助内容に関してはかなり細かいところまで確認をすることになります。
例えば生活援助で掃除・洗濯を援助する場合、部屋の間取りや掃除機の置き場、拭き掃除は必要か、洗濯は雨が降ったらどうするかなどこれ以上に確認しておくことが必要です。
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契約締結(契約書・重要事項の説明と取り交わし)
介護保険を利用することになりますが1割~2割はご利用者様のご負担となります。そのため介護サービスを提供する前に契約書を締結する必要があります。
サービス担当者会議時あるいは初回訪問時に結ぶことがほとんどです。
訪問介護計画書及び手順書を作成する
サービス担当者会議で詳細を確認したら今度は訪問介護計画書を作成します。訪問介護計画書は実際にご利用者様宅に伺い何を何分で行うかを考え計画を立てます。
次に手順書は計画に基づき細かい手順を作成します。この手順書を見れば誰が入ってもサービスを提供できるというものを作成するのでかなり細かい視点で作り上げます。
例えるなら自転車の置き場、マンションに住んでいたりすると自転車を停めるのに許可証が必要であったりします。誰に許可証を貰って駐輪場のどのスペースに置くかなどでも分かっていないと時間ロスになったりもしくはクレームになったりするので必ず手順書に記載しておく必要があります。
初回訪問と2回目訪問
初回訪問は必ずサービス提供責任者が行い手順書通りに進められるかなどの検証を行います。ほとんどの場合修正があるため訪問後に手順書を修正して状況報告をケアマネージャーに報告します。
2回目は登録ヘルパーさんと一緒にご利用者様宅に伺い指導や手順書の検証および修正を行います。同行訪問と呼んでいますがこの同行訪問で登録ヘルパーさんにバトンタッチをして以降登録ヘルパーさんが担当としてご利用者様宅に伺うようになります。
訪問介護サービス提供までの流れはこんな感じでしょうか。
サービス提供責任者は随時ご利用者様宅に訪問してモニタリングを行ったりもします。
日々の訪問や状況把握がご利用者様やケアマネージャーとの信頼関係を築くことになります。
以上、訪問介護サービス提供までの流れでした。
本日もここまでお読み頂き有難うございました。