介護で起業を目指すblog

脱サラ夫と看護師妻が介護で起業を目指してあれこれと悪戦苦闘する日々を綴ります

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老々介護の孤独死問題に私たちは何が出来るのだろう【看護師妻】

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こんばんは。本日は看護師妻の天使ママがお届けいたします。

最近、こんなニュースがありましたがご存知ですか?

mainichi.jp

75歳の長男と73歳の長女、67歳の次女の3人暮らしで全員が遺体で発見されたということです。

たぶんどなたにもお子さんとかいらっしゃらず兄妹で助け合って生きてきたんでしょうね。

75歳の長男は心臓の手術をしており、67歳の次女は精神疾患を患っていたんだそうです。

その後から長女が一緒に住むようになったようだが誰が誰の面倒を見て生活していたのかは不明だそうです。

3人の司法解剖の結果、長男は病死、長女と次女は栄養失調と脱水だそうです。3人も一緒に住んでいたのに悲しい事件ですね。

ご近所づきあいもまったくなく、町内会のつながりとかそういった地域とのかかわりも全く持っていなかったようです。民生委員の方が新聞がたまっているのを見て安否確認をしてほしいと通報し、遺体が発見されたんだそうです。

 

こうした悲しい事件を少しでも減らすために、私たちはどうしたらいいのでしょうね。訪問介護だって通所サービスだって介護認定を受けるということがなければ辿り着きません。老々介護の問題点はサービスを受けることよりもっと手前にあるんですよね。

 

これからもっと高齢者だけの世帯は多くなりますし一生独身という人も増加の一途をたどっています。この3人だって3人のうちの一人でも子供がいたら、また違った結果があったかもしれません。子供もいないならせめて地域とのかかわりは持っておいた方がいいんですけどね、高齢になればなるほど新しい人間関係を築くのが大変になりますし、煩わしいと思ってしまいますよね。

 

こうした高齢者世帯を見付けて手助けをする手段を作らないとこれからもっとこういう悲しい事件が増えてしまいます。

本人が望む望まないに限らず、最低限の安否確認を受けることを義務化するとかね。

新聞屋さんもさぁ、毎日届けていて全然取ってないなって思ったら声かけてみるとか通報するとか出来ないですかね。プライバシーの問題とかもあるから難しいのかなぁ。うーんなんかそういうのはプライバシーの問題とは違うような気がするんだけどなぁ。

みんなが少しずつ親切に人のことに関心を持ったら安否確認の義務化なんて必要ないと思うんですけどねぇ。

でも新聞がたくさんたまったから民生委員の目にとまったわけですから、せめて新聞を取っててくれてよかったです。

この時代に栄養失調で亡くなるなんて悲しいことがなくなることを切に願います。

では、また。

宜しければこちらもお願いいたします。

 

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