介護で起業を目指すblog

脱サラ夫と看護師妻が介護で起業を目指してあれこれと悪戦苦闘する日々を綴ります

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介護ビジネスの動向【脱サラ夫】

こんばんは。

夫婦で介護ビジネスを始めようとしている天使ママの夫、脱サラ夫のとうやです。

 

これから介護ビジネスを始める上で、市場の動向って知る必要がありますよね。

日本は既に「超高齢化社会」なんです。

 

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日本の高齢化率

「高齢化」とはよく耳にしますが、高齢化率ってなんでしょうか。高齢化率とは、総人口に占める65歳以上の人口割合のことを言います。この率が20%を超えると世界基準で「超高齢化」と呼ばれます。

 

それでは今の日本の高齢化率はどうなっているのでしょうか。

厚生労働省が発表している2015年の日本の総人口が1億2,709万人、そのうち65歳以上が占める人口が3,347万人となっております。

そう、日本は4人に1人が65歳以上(総人口の26%)という高齢化社会を迎えているんです。

  • 総人口:1億2,709万人
  • 65歳以上:3,347万人
  • 割合:4人に1人

 

さらに2025年問題と呼ばれているこの年には3人に1人が65歳以上(総人口の30%)を超えると予想されています。

団塊の世代のみなさんが後期高齢者になる頃になるんですよね.by天使ママ)

 

要介護(要支援)認定者の割合

要介護(要支援)認定者とは2000年に施行された介護保険制度において介護認定を受けた人のことを示します。介護状態は比較的軽度の要支援から常時介護を要する要介護の7段階に分けられております。

 

では現在要介護(要支援)認定者の人口はどのくらいなのでしょうか。

2015年時点では608万人、65歳以上3,347万人のうち18%が介護認定を受けているのです。高齢者が増加している今、当然要介護(要支援)認定者の数も急激に増加している傾向にあります。

  • 65歳以上:3,347万人
  • 要介護認定者:608万人
  • 割合:65歳以上約5人に1人

 

都市部の急速な高齢化

高度経済成長時代に都市部に移住してきた世代が、そのまま出生地に戻ることなく高齢期を迎えていくため、今後は主に東京、埼玉、千葉、神奈川等の都市部において急速な高齢化が起こると予測されています。

国立社会保障・人工問題研究所の調べでは上記都心部では2010年から2040年にかけて65歳以上の人口が1,4倍に増加する傾向となってます。

 

ちなみに都市部において2016年12月時点での要介護(要支援)認定者の人口は以下となってます。

  • 東京:571,315
  • 神奈川:372,155
  • 埼玉:271,664
  • 千葉:250,276

介護サービス市場と規模

2010年に出された新成長戦略の中で、介護福祉分野は経済波及効果および雇用創出効果があるとされました。

社会保障・税一体改革資料の中でも、2025年の介護分野は利用者数が1,5倍、介護職員が1,74倍になると予想されています。市場は急成長し、その市場のなかで雇用も急拡大すると同時に介護事業規模も1,5倍必要とされます。

 

そのため、2025年の介護保険における介護給付費の負担は2012年の8,4兆円から2,35倍の19,8兆円にまで急増します。

 

(介護給付費)

2012年:8,4兆円  ➡  2025年 19,8兆円  2,35倍!!

周辺ビジネスであるシルバー産業を含めると30兆円の巨大市場を形成すると言われております。

 

まとめ

デイサービス本舗さんから頂いたマーケティング調査資料には人口や高齢化率、その他諸々のデータがあります。

今回調べた人口における高齢化率や要介護(要支援)認定者数を参考にして訪問介護事業を始めるエリアを決めようと思います。

 

エリアを決めたら次は事務所を探さないと。。。

 

開業までの道はまだまだ続く、、、

 

本日もここまでお読みいただき有難うございました。

 

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